ども。
辞めリーマンです。
緊急事態宣言が出されて1週間がたちますが、皆さんはどう過ごされていますか?
自由に出歩くこともできず、仕事でも慣れない在宅勤務等でストレスが溜まりがちですよね。
しかし、こんな時こそ基礎を学ぶいいチャンスです。
しっかりと投資に関する基礎知識を身につけて、どんな時でも生き抜ける力をつけていきましょう。
前回は、机上調査における賃貸需給調査(空室率等の確認)についてお話しました。
今回は、同じく賃貸需給調査として「想定賃料等の確認」を見ていきます。
目次
賃貸需給調査(想定賃料等の確認)
ここでは、購入予定物件が空室になったときにいくらの賃料が取れそうかを調査します。
この作業によって、販売図面に記載されている利回りが今後も確保できるのかを見極めることができます。
似たような構造・間取り・築年・立地で検索
具体的には、複数の賃貸募集サイトを閲覧し、似たような構造・間取り・築年・立地で募集している物件の賃料を確認してみます。
賃料の安い順に並べて、トップ10に入る賃料であれば苦労せず賃貸付けできる可能性が高いです(ちゃんとリフォームしている前提です)。
賃貸募集サイトは物件掲載数の多いSUUMOだけ確認するのでも問題ありません。
真の表面利回りを再計算しよう
ここで調べた賃料であらためて購入予定物件の利回りを計算してみてください。
築古の木造アパートは新築時から入居している人がたまにいたりするので、将来的に大きく利回りが低下する可能性のある物件は購入しても経営が成り立つのか慎重に判断してください。
逆に、(ほとんどないですが)現在の賃料水準が市場よりも安く、退去がでれば利回りが上がりそうな物件はチャンスと言えます。
この作業は不動産の知識がなくても誰にでもできる簡単な作業ですが、将来得られるキャッシュフローを考えるうえでとても重要な作業です。
必ず検証するようにしましょう。
次回は業者ヒアリングの方法についてまとめます。
ではでは。