不動産投資における机上調査のやり方:所在地域の人口推移

ども。辞めリーマンです。

 

これまで不動産投資における机上調査のやり方を6回に渡って確認してきました。いよいよ机上調査も後半に入っていきます。今回は、物件の所在地域の人口推移の確認です。

 

前回までの記事

 

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目次

 

物件所在地の人口推移を確認しよう

その地域が将来的に人口が増加するのか、減少するのかを確認します。日本全体で人口は減少していきますから、多くの地域で人口減少を予想しています。10万人の人口が30年後に9万人になるのか5万人になるのかでは賃貸経営に大きな影響を与えます。
 
人口予測については各自治体がそれぞれレポートにまとめていることがほとんどです。google等で「○○市 人口ビジョン」と検索すれば出てくるので確認してみてください。
 

参考:館山市の人口ビジョンを確認してみよう

ここではケーススタディとして、千葉県館山市の人口ビジョンを確認してみましょう。館山市も次のような人口ビジョンを取りまとめています。
 
館山市まち・ひと・しごと創生 (館山市人口ビジョン) 総合戦略
 
館山市の人口ビジョンによれば、2020年時点で約45,000人の人口が2040年には約35,000人になる予測です。
 

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「館山市まち・ひと・しごと創生 (館山市人口ビジョン) 総合戦略」より
このように、将来の人口増減を確認することで、購入の判断材料としたり、購入する場合は、出口のタイミングをイメージすることができます。できれば人口減少幅の少ない(または人口増加)地域を選びたいところですが、人口の増減だけでなく、世帯数の増減も見ておいたほうがいいでしょう。例えば人口が減少していても、世帯数が横ばいであれば賃貸需要は実質変わらないことになります。
 
 
次回からはコスト(ランニング、イニシャル)の計算について確認していきたいと思います。
 
ではでは。